アレルギー基礎知識

環境とアレルギー

年々なぜ、アレルギーを持つ人が増えるのでしょう?

近年アレルギーを持つ人が増えたのは、戦後から現代にかけて私たちの住環境やライフスタイルの変化に体がついていけず、適応できなくなったことが大きな原因として考えられています。 環境汚染の増加や食生活が一変したことは、アレルギーや生活習慣病など、私たちの健康に重大な影響を及ぼしています。

ライフスタイル

増加する「大人のアレルギー性鼻炎」

大人になってからくしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状がでるアレルギー性鼻炎にかかる人が、年々増え続けています。
アレルギー性鼻炎は、ある季節だけに症状が現れる「季節性アレルギー」と、一年を通して現れる「通年性アレルギー」に分けられます。

アレルギー性鼻炎の症状

大家族はアレルギー知らず!?

家族みなさんは「衛生仮説」という言葉を聞いたことはありますか?
これは1989年にイギリスの博士が行った疫学調査にもとづいたもので、たくさんの兄弟のなかで育ったり、幼少期に保育園などで集団生活を送った子どもたちは、将来アレルギー病になる確率が低いと唱えられています。
この「衛生仮説」は、免疫バランスが崩れる原因の一つとして日本でも注目を集めています。「抗菌」が好まれる現代社会では、乳幼児が感染症にかかるリスクが低下した一方、清潔すぎる環境が免疫機能の発達を妨げ、アレルギーの発症リスクを増加させている一因になっていると考えられているのです。 もちろん、この考え方はある部分正しいのですが、単純に捉えて「アレルギーをもつ人は身の回りを不潔にするとアレルギー症状が改善するのでは?」といった間違った解釈も生まれがち。
アレルギーはいろいろな原因が影響して起こるものです。 アレルギーの原因をしっかり理解して、日ごろから自分の症状にあったアレルギーケアを考えることが大切です。

どうやらアレルギーは、私たちの生活習慣と関係がある様です。次は「生活習慣とアレルギー」のお話